中途半端な田舎に住むってこうゆうことよ。
こんにちは~おまるです。
今日は田舎暮らしの魅力を全力でお伝えしていきます!
移住を考えてる方や、田舎暮らしに興味ある方の参考になるんじゃないかと思いますので、乞うご期待ください。
※あくまで私の住んでいる田舎レベルで戸建てに住む場合のお話です。
目次
- 私が住んでるところの田舎レベル
- 田舎暮らしの魅力
・車がないと生活できない
・都市と変わらない物価
・仕事がない
・遊ぶところない
・町内会の呪縛
・虫で四季を感じられる
・固定資産税が安い - 田舎暮らしに向いてるのはこんな人
1.私が住んでるところの田舎レベル
ざっくりこんな感じです。
【交通の利便性:★★】
私鉄の支線が一路線、バスはないも同然!タクシーはよほど見かけない
完全なるマイカー文化
それでも、電車は15分に一本運行してるし都市までは30分で行けるので★2つ
【娯楽:★】
大型商業施設は隣町までいかないとない
年寄りが多いせいか、やや寂れた雰囲気のあるモールまでは車で20分程
飲食店は21時半には概ね閉店
夜空に星なんて見えないし、美しい自然の景色なんてのもない
カフェだけはあるので★1つ
このように、私が住んでいるのは、
決して都会ではないけれど、秘境というほどではない、
ぐらいのなんとも説明しずらい田舎でありまして。
ちなみにこれから発展していく予定もありません。
なぜならここは、”市街化調整区域”だから!
その名の通り、市街化を調整する地域なので、建物を建てることに制限がかかってるわけです。
ということは、みんな大好きイオンモールとか、同じくみんな大好きららぽーと、みたいな大規模な商業施設はこれから先もできないってことなんですよ。
だから栄えることもなく、土地の価格は下がり続けるし、人口もめりめり減っていくし、高齢化も進んでいくという地域なのです。ジーザス…
田舎だと自然が豊かで空気がきれいで、ゆったりした生活ができるんじゃないの?
とお思いでしょうか。
とんでもない。
目につく自然といえば、やたら存在感を放つ神社やお寺の庭に植えられている木々か、手入れの行き届いていない放置されきった街路樹くらいのもんです。
工場が多いためトラックの往来が多く、静かでもないし、空気はとてもきれいとは思えません。
スターバックスが一店舗だけあるのが私にとって唯一の救い。
私が住んでいるのはそんな田舎です。
※決して貶しているわけではございません。
2.田舎暮らしの魅力
・車がないと生活できない
都市に行くのは電車一本で済むのですが、町内で移動するためのバスや電車がないので、生活には車が欠かせません。
街に行くのは電車で一本なんですけどね?
言うてそんなに普段から街に繰り出さないので。
※都会のように栄えている場所を都市、街と呼んでいます。
・都市と変わらない物価
これは分かりやすいのがガソリン代です。
田舎だとガソリンって相場より安いイメージありませんか?(私だけ?)
なんか…街の価格帯と同じなんです。
買い物に関して言えば、土地を所有していて、その土地で野菜を作ってる方が割と多いんですが、そういう方はスーパーで買う物がお肉や調味料、嗜好品だけで済むので食費はそこそこ抑えられてるのだそう(近所の奥さんが言ってた)。
自分たちの家と家の建ってる土地しかない私たちみたいな輩は、お野菜もスーパーで調達せねばならんので、食費もそこそこかかります…。スーパーの野菜お高いぃ。
せめてガソリン代くらいは安くあってくれ~と切実に思う毎日です。
走行税? 干上がっちゃうよ~
・仕事がない
いやね?選ばなければありますよ?
工場で軽作業とか、ドライバーとか、軽作業とかね。あと介護とコンビニね。
そんな仕事は嫌だ! お洒落なとこで働きたい!と思うならば、
街まで繰り出して探すほかありません。
そうなると、通勤に無駄に時間やお金がかかるわけで。
オフィスで華麗に働いて高給取りになれたらよろしかろうが、そのような選択肢がそもそもない私のようなものには、仕事探しは骨が折れます。
※工場・倉庫などの現場で役に立つ資格をお持ちか、そもそもそういった仕事のほうがいい、という方にとっては選り取り見取りの市場かもしれません。
・遊ぶところない
遊ぶところって世代によって違うかな~と思うんですけど、
あくまで私は遊ぶっていったら、
カラオケ、ボーリング、漫喫、ネカフェ、映画見に行く、カフェ行く、観光に行く、美味しいご飯食べに行く
って感じです。
この時点でかなり相違あるって方はすみませんね?
いやないことはないんですが、歩いて行ける距離には到底ありません。
幸いなことにカフェなら結構な数あるので、息抜きしたいときはカフェへ行くというのが私たち夫婦の定番となってます。
あと飲食店についてなんですけど、選択の幅が狭くて。
なぜか焼肉屋とラーメン屋ばかりやたら多いんです。
誰がそんなに焼肉食べに行くんや?
あとはファストフード店(21時閉店)ってな具合で。
私たちは焼肉もラーメンも、年に一度行くか行かないかぐらいなので、ちょっと贅沢なご飯食べたいな~と思っても行くところがなく、結局家で食べるに落ち着いてしまいます。
定食屋とか、鉄板屋とか、天ぷら屋とかできないかな~。
※田舎の魅力をお伝えしていますよ?
・町内会の呪縛
町内会ってご存知ですか?
「その地域の親睦、利益促進、自治などのために住民等によって組織されている団体、その集会・会合のこと(byウィキ)」を言うらしいです。
言葉は聞くけど、実態はよく知らないという方のためにざっくり説明すると、
・年会費を納める(額は地域によって異なります)
・資源ゴミの分別や、神社、公民館などの清掃の当番が年に数回回ってくる
・地区全体の行事(祭り、防災訓練、大掃除など)にも参加
・数年に一度、役職(班長とか理事とか会計とか)を務める
・役職のある年は祭りごとの準備にも駆り出される
……とまあ、だいたいこんな感じです。
参加できないときは事前に断っておけばいいので強制参加ではありませんが、あまりに出席しないでいると、ご近所から何を言われるかわからんので、なるべく参加したほうがよきです。これが同調圧力ってやつ?
町内会に加入していることの益は、正直なところ私たち夫婦には今のところ感じられません。
というか、町内会のなにがしがあるときは、その日に合わせて仕事の調整をしているので、金も取られるうえに、時間まで取られるってなんなの?状態です。
だがしかし。ご近所の皆さんとはできるだけ穏便でいられたほうがよいですよね?
村八分にされたら、もしものときに困るのは自分たちです。
「遠くの親戚より近くの他人」
この言葉を如実に感じられる場所。それが田舎です。
※田舎の魅力をお伝えしています!
・虫で四季を感じられる
一年を通じて何かしらの虫に出会えます。
もちろん家の中で虫が発生してるわけではないですよ⁉
我が家にはミニバン2.5台分くらいの庭がありまして、虫たちはどうやらその庭で発生しているようです。
それから、これはすべての田舎に該当するわけではありませんが、私の住んでいる地域一体はまだ下水が通っておらず、各家に浄化槽があります。
浄化槽ってなに?って方はこちらを参照ください↓
https://www.zenjohren.or.jp/johkasou/johkasou.html
ゆえに、人間が過ごしやすい温度になるとコバエやユスリカ、ショウジョウバエが大量に発生します。
春には羽虫が交尾してるのをよく見かけるし、
夏には蝉と蛙のダブルパンチ、
秋には鈴虫やらコオロギの音が聴けて、
季節の変わり目にはユスリカが空中を群雄してる様を見られる。
それが田舎での暮らしです。
※田舎の魅力をお伝えしています!!
・固定資産税が安い
よそ様と比べたことないので、適当なこと言ってるかもしれません。
我が家は築年数が27年の中古物件なんで、家にはもう価値はなくて、固定資産税は土地にかかってる分だけなんです。
うちの土地がだいたい80坪くらい。それで年間10万ちょっとの税金を徴収されてます。
だいぶお安いのでは?
これは市街化調整区域だからっていうのも大いに関係あるかと。
納める税が少なく済むけど生活に不便か、発展して住みやすいけれど税が多いか、
どちらのほうがいいかってのは人によるけど、
個人的にはそこそこ発展して税額は据え置きがいいなぁ…なんてね。
3.田舎暮らしに向いてるのはこんな人
ここまで読んでくださった方ならもうお察しかと思いますが、
上記を苦に感じない、あるいは楽しめる人が田舎暮らしに向いてると思います!
具体的には
・車の運転が好きな方
・どこでも仕事できるような技術や経験をお持ちの方
・ご近所付き合いを楽しめる方(積極的に人と関われる方)
・園芸好きの方、虫が好きな方
・お家で過ごすのが好きな方(友達が要らない、一人が好き)
こんな人に田舎は向いてると思います。
この「家で過ごすのが好き」っていうのだけ補足で説明させてほしいんですが、
地方の中途半端な田舎にいってしまうと、それまでお付き合いのあった友人と疎遠になってしまうので、ご近所さんと相当仲良くなるか、勤め先で友人を作るかでもしないと、必然的に家族以外で会う人がいなくなっていきます。
私は家で過ごすの大好きですし、わざわざ時間を作って会う友人もいないので、その意味では今の暮らしに不満なしです。
外に出るのが好き、家でずっと過ごすのは苦痛、友達とはいつでも会えるほうがいい、みたいな方には田舎暮らしは致命的なので、そのあたりご注意ください。
※地元ではない地方に越した場合です。
いかがでしたでしょう?
田舎の暮らしを具体的にイメージしてもらえるよう、魅力をたくさん盛り込みました☆
これを読んで、田舎で生活するのもいいなぁなんて思ってもらえたら嬉しいです!
ここまで読んでくださってありがとうございました。
ではまた!